- 1.継続とペース配分の大切さ
練習、レースでいい走りをするために適切なペース配分は大事。それと同じように継続してランニングを生活に取り入れるなら年間、キャリアを通した練習の進め方のペース配分も。
マラソンで最初の1kmをどれだけ速く走ったかは重要じゃないように、ランニングを始めて最初の数ヶ月でどのくらいの成果を出したかはさほど重要じゃない。
距離が長くなるほどオーバーペースが分かりにくくなる。その点では年間を通した練習のペース配分は一つの練習、レース以上に難しい。
練習やレースでペースの維持ができない、長期で練習の継続ができないなら何かが間違っている。練習の長期継続ができているなら少なくとも大きな間違いはない。
- 2.平均と練習の幅
平均の走行距離よりもゆっくり長く走る日、速く短く走る日、など練習の幅が大事。 - 3.ランニングはパラメーターゲームではない。
VO2max、LT(乳酸作業閾値)など何か一つのパラメーターを向上、負荷がかかる練習はない。一つの数値が向上してもトータルパフォーマンスが上がるとは限らない。
長く、速く走れるようになっていれば負荷は適切にかかっている。 - 4. 少し速い(多い)よりは少し遅い(少ない)を選択する
ペースや練習量に対して不安がある時は少し遅い、少ないと思う方を選ぶ。 - 5.特定の目標記録(サブ3、サブ4)などを出すための決まった練習方法はない。
- 6.ショートカットに期待しない。
これさえやれば簡単にできる、などくだらないことに流されない。簡単じゃないことに取り組むからこそ目標の達成感、本気になるという楽しみがある。一発で問題解決、パフォーマンスアップなどはない。
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