東京レガシーハーフマラソン2025

10月19日、初めての参加となる東京レガシーハーフマラソンを走ってきました。
準エリートでのエントリーができたことにより、Aブロックからのスタート。整列締切の2,3分前に並んでも人数が少ないことからスペースがあり、ストレスなくスタートの号砲を待つことができました。

記録を狙う狙わないにしても、個人的にこのスタートの待ち時間というのがあまり好きでなく、記録による優遇制度のある大会を探してエントリーするようになっています。

エントリー時(5月)にはここでしっかり走れるように準備する予定でしたが、2021年くらいから毎年のように出てくる左足首、アキレス腱付近の不調が7月にまたも発症し、ずるずると長引いて9月の終わり頃にようやく走れる目処が立ちました。
今年こそは、と予防に努めていたものの、やはり気づきにくい癖というものがあるのかまたか、という感じでした。コンディショニングの指導をする立場として、「まずは自分のコンディションを整えろよ」と内なる声が聞こえてきます、、

まずは今回のハーフマラソンを走っても、大きなダメージを負わないことをテーマにスタートを切ります。
1km3’50-4’00のペース走(10km)を3回ほどやっているので、この辺りのペースでは心肺的には余裕を持てそうかなと思い、1時間20分のペースについて最後の5kmから程よくペースアップ作戦。

毎回忘れがちになるのは、練習を積んでいないと自分の走力を正しく判断する感覚も鈍るということ。ランニング初心者の方の指導をしていて思うことは、目標が高すぎたり、低すぎたりすることです。自身の走力ベースではなく、世間的にこれくらい走れたら凄いから、などが基準となってしまうからかもしれません。

当然これは私自身にも当てはまり、過去にどれだけ走ってきたからといってしばらく間が空くと感覚は鈍るものです。

余裕を持ってと思つつ、「うーん、なんか微妙にきつい」と、1kmごとのラップと自分が思う感覚が結構ズレている。時にこれはいい意味でズレる時もあり、ちょっとゆっくり走りすぎてるかなと思いきや結構いいペースで走ってるなど。ただ後者は練習をしっかり積んでいることが前提と思います。

10kmを過ぎる頃には両方のふくらはぎが張りが一層増して、明日は確実に筋肉痛になるのが分かるくらいです。
15km、前半下った分の上りが始まりますが、あまり上っている感覚はしません。これは参加した知り合いみんなが同じようなことを言っていたので、ただ前半はしっかり下ったのは分かります。

予定していた最後の5kmをペースアップというのはもう難しいのが分かっているので、このまま無難にペースメーカーに張り付いていくことに。

呼吸には余裕があるが、完全に脚がついてこないという状況でした。
トラックがゴールになると、毎回気になるのがトラックのどこから戻ってくるかです。最後の直線(100m)の時もあれば、1周以上する場合も。この数百メートルの差は気持ち的に堪えます。

今回は約300mちょっとのところから戻ってきました。事前に要項を見て調べておけばいいものですが。
地味に長い距離です。トラックに入るとみんながラストスパートモードに入ります。
今の位置で順位が多少前後したところで何かあるわけではないのですが、どんどん抜かれていくのは気持ちよくはありません。
ラストスパートとは言えない、微妙なペースアップで少し抵抗します。
1時間19分56秒でゴール。

タイムは予定通りも、大きなダメージを負わないこと、をまっとうしたとは言い難い走りでした。

やはり練習をしていないと、実力の勘違いは大きくなるものだと改めて実感しています。

素早く着替えて、指導するランナーさん達のゴールを待ちます。
前半の直射日光による体力の消耗か、みんな思ったようには走れなかったようですが、シーズンの序盤これをきっかけに終盤に向けて調子を上げていけるように(指導の方も、自分の方も)頑張りたいと思います。

気象条件さえよければ、走りやすく、記録を狙えるコースだなと感じました。

翌日は両ふくらはぎにしっかり筋肉痛がきて、特に痛めたことで筋力低下していたこともあるのか左の筋肉痛は1週間ほど残りました。

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